架空チョコレート

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『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』 感想

 本作は平成仮面ライダーシリーズの1つ『仮面ライダーキバ』の劇場版。
 本編とは密接な繋がりはないパラレルワールド的内容になっています。

公式サイト:http://www.tv-asahi.co.jp/kiva-movie/

 ……正直言っておもんなかった。


 内容があちこちとっ散らかりすぎです。大筋としてはファンガイアよりも恐ろしいモンスター・レジェンドルガの復活にキバとイクサが挑むわけですが、そこへ劇場版限定ライダーである仮面ライダー・レイや、ヒロイン・なつきのエピソードが絡んできて、更にTVシリーズと同じく過去と現代の邂逅も交じるため、とにかくそれぞれ中途半端にしか描かれません。


 まず、そもそも仮面ライダーレイと白峰、『3WA』は要らんかったと思う。全然本筋に面白い絡み方をしてこない。
『3WA』は『素晴らしき青空の会』と同じようにモンスターと戦う組織のようなんですが、組織と言いつつ白峰1人しか出てこない。『組織』って感じしません。もっとも、TVシリーズの『素晴(略)』からして組織として描かれるシーンがあまり無く、名護さんを始めとした前線で動くメンバーしかほとんど出てこなかったせいで組織感はゼロでしたが。
『組織』という言葉さえ出せばそこに組織があると視聴者が感じるかといえばそうではないんですよね。そこの所、もっと気を配って描写を積み重ねて欲しかったです。

 仮面ライダーレイの存在は、劇場版限定ライダーを出したかったという商売的戦略もあるんだと思いますが、普通に『素晴(略)』開発のライダーということでよかったんじゃないでしょうか。
 危険すぎて誰も使いこなせなかったはずの『レイ』をなぜか白峰は使いこなしファンガイアを次々と屠っていくが、実は裏でレジェンドルガの力を得ていた……とか。


 レイのデザインは個人的に結構好きなのでもったいないなあ。
 思い切って名護さんを主役に据えて白峰との確執にクローズアップした内容にすればレイの存在は浮かず、本編とパラレル扱いする必要もなかったと思います。



 ヒロイン的存在のなつきも、やはりレイと同じく本筋への関連が希薄です。彼女の母親がかつて慰問コンサートに訪れた会場で古代遺跡が発見され、それがレジェンドルガ復活の引き金となった……とただそれだけです。
 仕事ばかりで自分にかまってくれなかった母親を嫌っていたけど、本当はその母親は娘のことを愛していたというありきたりな展開が、本筋と関係のないところであっさりと流れるだけなので全然心に響かない。

 もっとレジェンドルガと密接な繋がりのある立場として描き、物語に一花添えて欲しかった。



 総括すると、やはり纏まっていないという表現がしっくり来る内容でした。
 何を描きたいのかはっきり定めないままとりあえず新しいライダーや怪人を考えて全部突っ込んだから出来上がりました、という印象を否めません。

 良かった所は女性イクサ2人の揃い踏みを見られたところと、次郎・力・ラモンの3人とキバの共闘を見られたところですね。前者はTVシリーズでは一度もなく、後者も最終話辺りしかなかったはず。



 キバはTVシリーズでもキャラや物語にブレが見られましたが、その迷いがそのまま劇場版にも出ちゃったんじゃないかな……と感じる残念な一本でした。







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[ 2014/04/24 18:20 ] 感想文(特撮) | TB(0) | CM(0)
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