架空チョコレート

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『脳の右側で描け』課題⑥(P127~) ユニットとネガのスペース

 今回の課題では『ネガのスペース』と『ユニット』という概念を学びました。

 まず、『ネガのスペース』について。これは大雑把に説明してしまえば『何もない空間』です。
 絵を描くのに必要な5つの技能、


1.端部の知覚
2.スペースの知覚
3.相互関係
4.明部と暗部の知覚
5.全体の知覚



のうち、2の『スペースの知覚』にあたります。


『絵が下手な人間は左脳で描いている。そのため左脳が苦手な仕事をすることでその動きを封じ、右脳を活性化すればうまく描ける様になる』というのは今まで学んできた通り。今回も要はそれと一緒です。

 まずこの写真を御覧ください。

IMG_1878.jpg

 見ての通りただの椅子です。これを描けと言われれば、何を見るでしょうか? 当然椅子ですよね。しかし絵のうまい人というのはそれだけでなく、何もない隙間のスペースなんかも見て、そこも描くそうです。

 例えば写真の丸で囲った空間、

IMG_1878v2.jpg

 椅子の脚と横木に囲われた空間、この三角形の空間を描くと、同時に椅子の端部を描くことにも繋がります。こういうのを端部の共有と呼ぶそうです。
 そしてこの『何もない空間』こそが『ネガのスペース』なんだそうな。対して観察対象、この場合は椅子ですね、これは『ポジのフォルム』と呼ぶそうです。

 なんでネガのスペースを描くと絵が上手くなるんだ?というと、前述したように左脳が苦手な仕事だからです。(絵が下手な人は)普通椅子を描こうと思ったら椅子しか見ません。『何もない空間を描く』なんてそうそう思いつかないです。そうすると何度も述べてきたように左脳がでしゃばるため、椅子ばかりを見て描こうとすると『4本の脚は同じ長さ』といったような知識が邪魔をし、結果、見たものをそのまま描けなくて、

img059.jpg

 こんな風に歪んだ絵になってしまいます。

 でも『ネガのスペース』を見れば、そんな知識は邪魔してこない。見たものを見たまま描ける。『ネガのスペース』と『ポジのフォルム』は端部を共有しているため『ネガのスペース』を正しく描くことは『ポジのフォルム』、この場合は椅子を正確に描くことにも繋がる、というカラクリです。



 もうひとつ、『ユニット』について。
 絵を描いてると、やたら一部を大きく描きすぎて他の部分が描けなくなったり、逆に小さすぎて余白ができてしまったりした経験が誰しもあるはず。修正しようと小さくすれば今度はあっちが小さく、さらに修正すれば今度はこっちが大きく……ときりがない。絵が下手な人からすればこれはもう本当にイライラします。

 これを解消するのに有効なのが『ユニットを定める』ということ。
 ユニットとは、最初に描き始める部分です。ユニットさえ大きさも角度も正確に描けば、あとはそれと比較して各部の大きさ、位置、角度などを考慮して描いていくことでそれほど大きくバランスは崩れません。



 というわけで実践。
 まず前回と同じく、ファインダーを使って紙に枠を描き、中を鉛筆またはグラファイトで薄く塗りつぶし、4分割します。ただし前回と違い、枠はファインダーの外側を使って書きます。つまり今回はファインダー内部の空間より一回り大きい絵を描くわけです。

 できたらアクリル板にファインダーをセットし、片目で覗いて描く対象を好きな様に収めます。

IMG_1880.jpg

※写真は撮影用に適当に覗いたものであり、実際に描くのに使ったのとは構図が違います。

 気に入った構図が見つかったら、ファインダーがブレないようにしっかり持ち、どこか一箇所、どこでもいいのでネガのスペースをアクリル板に描き写します。私は写真の丸印のところをユニットにしました。

IMG_1878v3.jpg
IMG_1882.jpg

 ユニットは大きすぎず小さすぎない程よい大きさがいいのですが、正直どれくらいを程よい大きさと言うのか私もよくわかりません。多少大きかったり小さかったりしても問題ないはずなのであんまり神経質に考える必要はないかと。

 ユニットが決まったら今度は紙に描き写します。紙の枠はファインダーの中枠より一回り大きいので、ユニットもアクリル板に描き写したものより少し大きくなることに注意。十字線と枠と比べて、どれくらいの位置に、どれくらいの角度で、どれくらいの大きさで描けばいいのか、比率が狂わないように注意して描き写すべし。

 描けたら今度は他のネガのスペースを描いていきます。最初に描いたネガのスペース=ユニットを基準に大きさを決め、枠と十字線との距離、角度も考慮しつつ、各部なるたけ正確に描いていきます。
 前回と同じく『背もたれ』とか『脚』とか言葉で考えず『あのスペース』とか『この部分』といったように曖昧に考えましょう。

 ネガのスペースを書き終わったら、あとはその中を消しゴムで消すと椅子の形が浮き上がってくるので、他に描き足したい部分があれば(影など)描き足して完成。

img061.jpg

 背もたれが小さすぎる気がします。あとどこがと聞かれても上手く答えられないのですが、全体的にちょっと歪な感じ。でもまずまず上手く描けたかな―と。

 もう一枚、この椅子、

IMG_1876.jpg

 これも描いてみました。

img060.jpg

 なんか座面が歪んでますね。チェック模様は諦めました。

 以前の私と比べれば充分上手く描けてますけど、前回の修正輪郭画で描いた手に比べて感動は薄いかなあ。多分、前回の方が道具に頼る部分が強く、その分綺麗に描けたんだと思います。今回はユニットを基準に他のネガのスペースを描く際、目測で測る必要があるので、私の観察力ではどうしても歪んできてしまう。目分量で大きさとか測るの苦手なもので。
 その分、『自分で描いた』と感じられる部分が大きかったのは嬉しいですね。反面めっちゃ緊張して疲れました。



 今回学んだ何もない空間=『ネガのスペース』を描くという考え方、私の中には全くなかったので面白かったです。あとユニットを決めるというのも眼から鱗ですね。最初に何か1つを正確に描けば、それを基準にあとは他の部分の大きさに気を配ればバランスが崩れない、というのは言われてみれば至極最もなのに、言われるまで全く気づきませんでした。

 この調子でどんどん楽しく学んでいけるといいなー。







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[ 2014/03/27 18:51 ] 絵の勉強 | TB(0) | CM(0)
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