架空チョコレート

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サムライフラメンコ 第20話『いつか見た少年』 あらすじと感想

・あらすじ

 突如現れ、羽佐間の部屋を爆破した少年・澤田灰二。
 彼はいつかサムライフラメンコによって補導された不良グループの1人だった。

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 正義の味方としての羽佐間の姿が強烈に印象に残り、惹かれ、繋がりたいと望んだ澤田。悪があるからこそ正義がある。そのため彼は平和になったこの世界で最後の敵になったと主張する。サムライフラメンコに悪いことをする、それだけが彼の目的だった。

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 だが奇妙なことに、羽佐間の部屋から爆発物は見つからなかったと警察に教えられる。その上澤田灰二は1年前に病気で他界していた。困惑する羽佐間の元へ再び澤田から連絡が入り、フラメンジャーの仲間たちに危害を加えると脅迫してくる。心配になって連絡するも時すでに遅く、フラメンジャーの4人に要、原塚も被害にあっていた。 羽佐間は馬鹿なことをやめるよう澤田の説得を試みるが、あくまでサムライフラメンコの登場を待ち望む彼はついに後藤への危害を仄めかす。

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 心配して後藤の家へと駆けつけるが、痕跡の残らない爆破やほぼ同時刻のフラメンジャーたちの襲撃事件など、1人の少年にはやりようのない手口のため澤田が犯人だという話を信じようとしない。思い込みから来る幻覚だと決めつけられたことにショックを受け、後藤の彼女のを話を持ちだしてしまう羽佐間。2人はもみ合いになる。

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 後藤の家を追い出された羽佐間は、澤田からの電話に姿を見せるよう要求。だが返ってきたのは謎めいた答えだった。
「あなたにとっての僕が、後藤さんにとっての彼女でない誰が言えますか?」
 自分以外には誰も澤田を見ていない。彼は悪がいなくなった世界で自分が生み出してしまった幻覚であり、本当に倒すべき敵は自分なのだろうかと思い悩む羽佐間だった。

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・感想


 これはまた、予想もしなかった展開に。

 今回の冒頭で灰二の「あなたのために頑張りました」という言葉を聞いて、ああこれはヒーローに変な方向に感化された少年が羽佐間くんにいつまでもヒーローでいて欲しくて世界が平和になっちゃったから自分が悪になったとか、そんなパターンかなあと思ってたら全然違った。
 なんだかオカルティックな方向に。

 当初の予想としては後藤さんの心の傷を癒しつつ病んだ少年も救って日常にだって戦いはあるんだ戦うのはヒーローだけじゃないんだ的な占め方をするんじゃないかと思ってたんですが、これはもうどうなるかまったくわかんない。
 本当に超常的な敵に襲われているのか、羽佐間くんの自作自演か。

 普通に考えれば、自作自演ってことはないと思うんです。羽佐間くんがホテルから電話をかけてる間に一連の事件がほぼ同時に起きているので。
 しかしなんといっても羽佐間くんには願望を実現すると言っても過言ではない力がある。どんなことだって起こりかねません。

 大宇宙さんが言うに、羽佐間くんがこれから先のことを考えていないからもう敵は現れないとのことでした。それは逆に、何かを考えれば新しい敵が出現する可能性を秘めています。
 しかしなぜあのような形の『敵』なのか。


 考えられるのは、18話であんなことを言って新しい戦いを辞退したにも関わらずやっぱりヒーローとしての活躍を望んでいて、でもそれを認めたくなくて歪んだ形の敵を生んでしまった、とか。彼女が消えたことを認めたくなくてメールを続ける後藤のように。
 そうなると最終的には自分のもやもやを断ち切った羽佐間がなんとか後藤も吹っ切れさせるという結末が予想されます。本作はヒーローになりたいという願望を捨てきれずある意味歪んだ青年・羽佐間くんの成長物語であり日常に帰ってくる物語でもあると思うので、今までずっと側で支えてくれた日常の代表格・後藤さんを今度は自分の番だと救いだすのはとても腑に落ちます。それこそ羽佐間くんが気づいた日常の中でやりたい正しいことでしょう。


 でも、これだとちょっと引っかかるのが、後藤さんの彼女は死んだわけじゃなくてあくまで行方不明だってこと。
 消えた人間の生存を信じ続けるのってそんなにも滑稽なことでしょうか。忘れるのが正しいことでしょうか。私としてはそうは思わないです。信じ続けるのは辛いことでしょうがオカシイこととは思いません。

 ただ今の後藤さんは信じることに縋っている所がある。消えた彼女を思い続けて独り身のまま待ち続けるのも一つの選択肢としてありだと思いますが、メールで自作自演して周りに彼女持ちのフリを続けるのはやっぱり歪んでいると思います。彼女はどこかにいるかもしれませんが、今目の前にいない事実から目を逸らしていい理由にはなりません。
 待ち続けるなら待ち続けるで、きちんと行方不明である現実を受け止めた上でそうするのが大人の男として正しい在り方なんじゃないかなと。

 なので、澤田という形の自分を倒し、後藤さんを矯正することが羽佐間くんの最後の戦いではないでしょうか。


 つらつらと書き連ねた後になんですが、本当に別次元の存在が澤田の幽霊を操っていました―でも驚きませんけどね(笑)。



 それにしても今回の後藤さんの言動にはなんだか違和感を感じます。
 一連の犯行内容から犯人が中学生だと信じられないのはわかります。けどそれならまた宇宙人なり悪の組織なりが出てきて何かやらかしてるのでは、と考えるのがあの世界での当然の帰結だと思うんです。後藤さんの同僚が冒頭の事情聴衆で聞いてたように。
 なのにどうして端から幻覚だと決めてかかったんでしょう。

 考えられるのは、彼女がいないことを信じずいるフリを続ける自分の滑稽さを自覚してるから、無意識に羽佐間の話も信じなかったとか。
 ちょっとわからん。



 ともあれ残り2話。
 変わり種作品として間違いなくアニメ史上に名を残すであろう本作も最終回間近。大人になりたくない2人の大人の物語は、どのような結末を迎えるのでしょうか。







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[ 2014/03/14 17:56 ] サムライフラメンコ | TB(1) | CM(2)
失言
今回の喧嘩の原因は、正義の失言にありましたね。

失踪中の彼女さんの事を、「もういない」と失言したから、後藤が激怒するのも無理ないとおもいます。

この「もういない」という一言は、根拠もなく「生きてない」と決めつけられ、かつ遠回しに「もう生きてないも同じなんですから、いい加減に諦めたらどうですか?」と聞こえたのかもしれません(*_*)
[ 2015/09/25 21:42 ] [ 編集 ]
後藤さんの立場だとそう聞こえちゃいますね。
本気で頭がおかしくなって彼女とメールしてると思い込んでるわけじゃなくて、彼女が失踪したことを認識しつつも自演を繰り返してるだけですし。
[ 2015/10/02 19:48 ] [ 編集 ]
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[2014/03/14 21:15] MAGI☆の日記
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